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エラスチンとは?

弾力性を与えるタンパク質です。

エラスチンは弾性線維の主要な構成成分で、脊椎動物の結合組織に広く分布する不溶性タンパク質です。生体内では動脈壁や靱帯、肺、皮膚など、弾力性・伸縮性が必要とされる組織に多く分布し、弾性を与える働きをしています。

血管:動脈(血管)は内側から内膜、中膜、外膜の3層から成っており、内膜の内側を血液が流れています。大動脈は常に心臓より拍出される。血圧を受けており、弾力性・伸縮性が特に重要です。動脈は、他の結合組織と比較して多くのエラスチンが存在し、乾燥重量あたり50%近くを占めています。

皮膚:肌は3つの組織(表皮・真皮・皮下組織)からなっており、エラスチンは真皮層のコラーゲンの間に存在します。真皮の繊維成分のうち70%以上がコラーゲンで、エラスチンはわずか2~4%ですが、伸縮性や弾力によって皮膚のハリを保つ働きをしています。

エラスチンは加齢によって減少

エラスチンは20代でピークを迎え、20代後半から急激に 減少することが分かっています。エラスチンが減少すると、 ハリ、しなやかさ、弾力性などが失われます。 年齢とともに減少するエラスチンを補うには、 エラスチンを多く含む食品を摂取することが必要です。 牛・豚の赤味部分やハツ(心臓)、手羽先、軟骨、魚などが エラスチンを多く含んでいます。

血管とエラスチンの関係

心臓の伸縮により送り出された大量の血液は、まず大動脈に、次に 中小の細い動脈に送られて体のすみずみまで運ばれていきます。動脈は伸縮を繰り返しながら血液を運ぶため、第二の心臓とも呼ばれています。血管がゴムホース、心臓がホンプのようにしなやかに働き続けることができるのは、エラスチンが存在するからです。

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